『かさねがさね(feat.重音テト)/MIN』の解説
どうもMINです。
最近は漫画を書いててそこそこコツを掴んできたMINです。
そんで新曲も投稿したMINです。
UTAUオリジナル曲で音源に、重音テト ちゃんを使ってるポップな曲です。
今回はそんな曲を解説していきます。
・絵
サムネの絵は勿論私が自分で描きました。
珍しく公式サイトを視て一旦模写しつつデザインを確認してから描きました。
ネクタイをしているイメージがあったけどしてないんですね、テトちゃん。
・楽曲として
タイトルどおりな感じでテトちゃんの声を重ねまくったトラックとメロディが特徴的な曲。
私らしくなく長調の曲で歌詞も比較的抽象的じゃなくてわかりやすい方だと思う。
主旋律は若干ローファイ(?)っぽくしてます。
サビに入る前のとことかが結構お気に入り。
……。
わかりにくいけどベースラインもテトちゃんに歌ってもらった。
・リリック
長調の曲なので少しだけ前向きな歌詞。
暗い曲ばっかり書いてると疲れるからチェイサーとしてこういう曲も書いとかないね。
でもストーリー的にはそんないい話でもないような気がしないでもない。
まあ要約すると『ラブソングを書くのは難しいね』って話です。
デジタル世代の作詞者のお悩みソングです。
・こだわりポイント
重ねた声。
この曲のテーマ的なとこなのでバカみたいに重ねてる。
コードを二声でなぞったりベースを歌わせたりしてます。
ベースはポピュラー音楽的なノリで歌わせましたがコードは若干、ほんとに若干対位法とかうろおぼえの和声法とかで連結したりしなかったりしてます。
……まあ多分インテリな人に聴かせたら助走つけて殴りかかってこられそうなコーラスワークだけどね。
でも割とぶっ飛んでてそこがお気に入りだったりします。
高音部分を担当する声がもう一つのメロディみたいでゴチャゴチャしているのがいいのです。個人的に。
そんでサビパートではメロディに重なるようになってます。
基本的には三度で重なってて時折あそんだりしたりする感じで。
あと、とても歪んでるパートが完全四度で重なってたりします。
とても頭がよろしくない感じの響きが良いです。すき。
・ハイテンポ具合
BPMが175と私の歌モノの曲にしてはとても早い曲になってます。
Vocaloidの人々と比べるとテトちゃんはそれほど早口が得意じゃないのであんまり早い曲は向いてないような気がしないでもない気がします。
早口が得意じゃないというより声を発音してすぐの音よりも延ばす音のが特徴的で『テトらしさ』があるからそういうサスティーン?のある音をよくだせるようにミドルテンポな曲が多い/人気を得ている傾向があるように思ったりします。
でも私は早い曲書きたくなったので書きました。
うん。
でもUTAU曲っぽくしようと同じような声を重ねました。
UTAU曲ってオケをミニマル気味にしてそのぶんバカコーラス気味な曲が多い気がするんだけど気の所為?
ボカロ曲はコーラスは主張しない感じでメインヴォーカルの補助的な具合のミックスで空間系で音を埋めてるようなミックスが多いけどUTAU曲はわいわいがやがやしているのが多い……気がする。
あるいはすんごい深めにリバーブ掛けてたり。
なんというか実験的な内容のミックスだったりするような感じで……。
人気な曲はマニアックなのが多いと思う。
なので私も右へ倣え左へ倣えで追随する。
・ギターとベース
実は左右でギターとベースを演奏してる。
ギターは左手でミュートしてカッティングして、
ベースも左手でミュートしてゴーストノートを出してる。
音程がないのでパーカッション代わりに入れてみたけど、普通に倍音っぽい音が鳴ってたりして汚れてる感じが出てていい具合かな。
綺麗すぎるのは好きじゃないのでとりあえず曲を薄汚れた感じにしたくなる。
・ヴォーカル処理
メインのヴォーカルにインサートでReverbを掛けてます。(さしてるっていうのかな)
それでイコライザーでほんの少しだけ深めに高い音を削ってます。
それが結構安っぽい感じで気に入ってます。
・曲名
そういえばさっきこの曲の名前で検索掛けてみたのですが、フツーに一字一句違わずに被ってる曲があった。
その曲書いた人、ごめんなさい。
……まあなんとなくかぶってる曲があるだろうなぁと思ってたけど。
(重音テトというキャラで曲を創ろうとすると2、3番目くらいに考えつきそうなタイトルだし)
でも、ひらがなで読点とか句点もなくかぶってるとは思わなかったね。
・おわり
おわり。またのおこしを。